【第209回】 日野市木鶏クラブ 例会開催報告「時務を知る者は俊傑にあり」/ 2026・8・1
1. 実施概要
今月の特集テーマ「時務を知る者は俊傑にあり」を指針に、多忙を極めるメンバーが集結しました。
- 開催日時: 2026年8月1日(土)14:00〜17:00
- 参加者: MZ、SN、OK、IN、TK、AK、TK、TN、MU、OG、OD(計11名)
- 今月の特集テーマ: 「時務を知る者は俊傑にあり」
- 特記事項: 例会後には「暑気払い(東京湾)」が予定されており、学びの後の親睦を楽しみに、和やかな雰囲気で進行しました。
2. 近況報告 11名の参加者が語った、人生の機微に触れる近況を分類してご紹介します。 健康と克服 - 不眠症への挑戦と勝利: 92歳のOG氏は、一時期深刻な不眠(睡眠1時間程度)に苦しんでいました。安易に睡眠薬に頼るのではなく、「自分の心で克服する」と決意。10回目にしてようやく薬を断つことに成功したという壮絶なエピソードは、参加者に強い感銘を与えました。(OG)
2. 近況報告
11名の参加者が語った、人生の機微に触れる近況を分類してご紹介します。
健康と克服
- 過信への警鐘: MZ氏は、ゴルフ中に手足の痺れや麻痺を伴う熱中症を経験。1ヶ月続く喉の不調も含め、「健康を過信せず、身体の声を聞くこと」の大切さを身を以て共有しました。(MZ)
- 心との対話: 過去に心の不調を経験したMU氏は、再び訪れようとする気だるさを素直に認めつつ、今の自分と向き合いながら前向きに乗り越えようとする決意を静かに語りました。(MU)
- 1万歩の習慣: IN氏は、昨年の平均7千歩から今年は「1日1万歩」へと目標を上げ、高尾山や八王子へのウォーキングを継続。目標が人を動かす原動力になることを体現しています。(IN)
家族と人生の節目
- 光と影の調和: 次男と長女の慶事が続き、家族が増える喜びを報告したTKG氏。一方で、亡き父の形見の時計を7万円かけて修理したものの、すぐに止まってしまったという切ない経験も。「人生は良いことと悪いことの繰り返し」という達観した視点は、まさに人間学の体得です。(TKG)
- 孤独死からの学び: TKM(女)氏は、身近な知人が亡くなって3週間後に発見されたという衝撃的な孤独死の現場に触れました。家族間の安否確認や、密な連絡の大切さを改めて噛み締めました。(TKM)
社会活動と気づき
- 福祉現場の使命感: SN氏は福祉就職説明会で20名以上と面談し、多くの施設見学希望者を得る成果を報告。慢性的な人手不足の中、現場の魅力を伝える地道な努力を続けています。
- 日本式教育の再発見: TN氏はドキュメンタリー映画『小学校』を鑑賞。掃除や給食など、海外から見て「驚異的」とされる日本独自の全人的教育の価値を再認識したと語りました。(TN)
- 地方交通の現実: 高速バスの利便性に感銘を受けたAK氏ですが、一歩地方へ入ると「1時間に1本」という路線の少なさに直面。地方の高齢者が抱える移動の厳しさを肌で感じました。(AK)
3. 推し記事の発表
- 政治・外交への視点(p.14 桜井よしこ氏・山上信吾氏対談) 「日本人は、普通の人の質が極めて高い」という指摘に共感が集まりました。ホテルの受付、配達員、町工場の職人など、市井の人々が持つ誇りと誠実さこそが、混迷する国際社会における日本の真の強みであると再確認しました。(MU、TK、OK、MZ、OD)
- 教育と人間形成(p.52 日本の教育へのメス / p.60 AIと教育) AI時代だからこそ、思考の深さが問われます。特に「子供への接し方5原則(寄り添う、比較しない、命令ではなく提案する等)」は、教育現場だけでなく、あらゆる人間関係の要諦であるとの気づきがありました。(TN、IN、TK)
- プロの仕事と生き方(p.46 会社力の研究 / p.100 生涯現役) TK氏が実践を始めた「ワングレードアップ(1日1つの気づきをメモする)」という習慣の重要性や、94歳の仕立て職人が見せる穏やかで誠実な表情に、生涯現役の理想像を見出しました。(TK、AK)
- 科学と自然(p.81 人工呼吸法 / p.116 クマ被害) 未熟児を救う「高頻度振動換気法」が、開発者の実家の製糸工場での「振動経験」から生まれたという背景に驚きの声。また、里山の崩壊という根本原因から考えるクマ被害についても、真剣な議論が交わされました。(TK、IN)
4. 今回の気づき
例会を総括し、私たちは「日本人の姿勢」と「時務」の本質について深い洞察を得ました。
日本人の「姿勢」の力 山神氏が語った「お辞儀の文化(大谷選手の敬意の表し方)」や、SN氏が目撃した「市役所の周りで黙々とゴミを拾い続ける名もなき男性」の姿。19ページに記された「市井の人の誠実さ」は、こうした具体的な「姿勢」として顕現します。この誠実な姿勢こそが、日本を根底から支えているという誇りを共有しました。
「時務」の本質 「時務」とは、単なる時代への迎合ではありません。MZ氏は「時代の変化を敏感に感じ、生活に役立てること」と総括し、SN氏は「置かれた状況で何をすべきかを自ら判断し、優先順位を決めて誠実に生きる決意」を述べました。目の前の現実に真摯に向き合うこと、その積み重ねが俊傑への道であると一同確信いたしました。
共に学ぶ価値 一人でページをめくるだけでは得られない、多様な人生経験に基づく視点の交換。世代を超えて「徳性」を語り合える日野市木鶏クラブの場は、私たちにとって何物にも代えがたい「学びの泉」です。
5. 次回のお知らせ
次回の例会は以下の通り予定しております。
次回の開催予定日:2026年9月5日(土)14:00~16:00
開催場所:(日野市)平山交流センター(平山季重ふれあい館内)
開催場所:(日野市)平山交流センター(平山季重ふれあい館内)
厳しい残暑が続く予報ですが、皆様くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。来月もまた、皆様の元気な笑顔と、新たな「気づき」に再会できることを心より楽しみにしております。新規参加者募集中。
以上
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